2022年7月16日
雲一つないカンカン照りの青空の日。
いわゆる鉄スクラップ日和の中、我々は能美市消防本部に来ました。
今日の目的は「普通救命講習」です。
肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使い方など、主に成人を対象にした救命処置のほか気道異物除去や止血法などの応急手当について学びます。
心肺停止はいつどこで起きるかわかりません。
誰もがそうしたシチュエーションに居合わせる可能性があります。
119番通報から救急車が現場到着するまでの全国平均時間は約9分と言われているそうです。
一方で、呼吸や心肺停止してから4分経つと脳が重大な障害を受けてしまいます。
そこで求められるのは、救急車を待つあいだに私たち一人ひとりができる救命処置です。
心肺蘇生やAEDなどの応急手当によって、救命の可能性は約2倍高くなると言われています。
普通救命講習では、緊急時の応急処置に関する知識とスキルを身につけることができます。
普通救命講習でAEDの使い方や心肺蘇生法を実際に体験し、応急手当の知識と技術を習得しておけばいざというときに慌てずに対処できるようになることを目的に今回社員全員の受講をすることにしました。
VTRで趣旨や説明などを受けた後は実践です。
中でも彼は消防隊員の方からピカイチの評価を頂きました。
体重のかけ方、姿勢のどれをとっても素晴らしいそうです。
「とりあえず1分やってみましょう」
と言われ取り組みますが、体力のない女性や年配の方にはなかなか難しいなと感じました。
救急車が来る9分間の間まで出来るのかな・・・心配になりましたが
人数がいる場合は交代して1分毎に振り分けても良いそうです。
終わった後は消防隊員の方へ質疑応答の時間を頂き。
最後に一人一人講習の終了証を頂けました。
「嬉しい…」
いざというとき目の前の方の命を守る知識とスキル
実践することはなるべく避けたいですが、知って体験するだけでも
自分に自分に少し自信がついた講習になりました。
安田