金属リサイクル事業
収集運搬した廃棄物は、機械や人の手作業でリサイクルできるものとできないものを分ける分別・異物除去を行います。
分別・異物除去後、「プレス圧縮加工」「ギロチン切断加工」「ガス切断加工」などの圧縮・破砕と呼ばれる加工法を行います。これらの加工処理を総じて「中間処理」と呼びます。
排出された廃棄物を安全に再生・最終処分できるよう環境負荷を最小限に抑えるなくてはならない工程の一つです。
品目(素材など) | 加工法 |
---|---|
金属くず | 圧縮・破砕 |
廃プラスチック類 | 圧縮・破砕 |
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず (特別産業廃棄物を除く) |
破砕 |
木くず | 破砕 |
スチール・アルミ缶、新断くず(薄板を切り抜いた後の端材)など、薄い材料でできた空間の多い形状の鉄スクラップを型に入れて圧縮し、箱型にまとめる加工法です。
現在最も多く使われている加工法で、パイプや建材など厚みがあり、長い材料を一定の長さに切断する加工法です。通称「ギロチン」という名前のプレスシャーリング(圧縮切断)機による加工が一般的です。材料をいったんプレス(圧縮)してまとめた上で、切断用の刃の下に送り出して切断します。シャーリング加工に限らず、鉄スクラップの積み下ろしや機械への投入は、バケット(カニのはさみや人の手のような形の「つかむ」装置)や、マグネット(電気式の大きな磁石のついたクレーン等)で行うのが一般的です。
大きさや厚みが一定を超え、プレス圧縮やギロチン切断ができない場合、手作業でプロピレンガスのバーナー(工事現場等で見かける青い火のバーナーと同じもの)により溶断(溶かして切る)します。材料によってはさらにシャーリング(切断)加工等を行う場合もあります。
産業廃棄物管理票は「マニフェスト伝票」とも呼ばれます。
不法投棄を未然に防ぐことを目的 とし、排出事業者様が産業廃棄物適正処理の流れを把握できる管理伝票です。リサイクルできる特定品目(金属くずなど)以外の産業廃棄物に適用されます。
当社では、産業廃棄物管理票(マニフェスト伝票)に対応しています。 適正処理の証明になるため、安心して廃棄物を託してください。
各種証明書の発行について